10月31日伊根町の芦原英雄さんが、事故で亡くなられ、2日の葬儀に参列しました。漁師として海を愛し、伊根町を愛し続けた人でした。25歳で伊根町で初めての日本共産党の町会議員となり、7期28年間町議を勤、漁業の国会議員と言われる、京都海区漁業調整委員を35年間勤めてきた芦原さんの功績は、伊根のみならず、全国にも人々の心に刻まれるものでした。
初めてご一緒に活動させて頂いたのは、漁業調整委員の選挙や漁業シンポの開催の時でした。「漁師の心を知るためには、漁法も含めて漁業の事を知っておかないとだめだ。」と、教えてくださったことが、その後の活動で「現場の事を知らずして、痛みや苦しみは理解できない。生の声を聞き、現場を知ること」を大切にする事のきっかけとなりました。
芦原さん、そして、現在夫の後を次いで伊根町会議員をしておられる奥さんが、地域に根ざし、福祉や地域経済発展の活動、住民の相談活動に全力をあげておられる献身的な姿に、学ばなければといつも思っていました。まだまだ教えて頂きたかったことがたくさんあったのに、残念でなりません。心からご冥福をお祈りします。
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