9日、舞鶴市で日本共産党主催「地域医療の現状を考える懇談会」を開催しました。
日本共産党政策委員会の谷本諭さんが、後期高齢者医療制度と地域医療の問題点についてお話をされました。
医師会や医療関係者からも、「年寄りいじめの何者でもない!」と批判が相次ぎ、後期高齢者京都広域議会でも、条例案に反対する議員が出るなど、4月実施をまえに中止・撤回の声が大きく広がっています。谷本さんが紹介された厚生労働省の文書を見て、本当にひどい!と改めて実感です。
☆「在宅医療の推進、長期入院の是正、漫然・画一的な治療は行わない、複数医療機関での受診や検査、投薬などはみだりに行わないこと」を実践する医療機関は、診療報酬が増える!高齢者を病院から在宅へ・・・要するに追い出したら、そこの病院は報酬が増えるのです。
☆終末期の患者に対して、「本人から書面で示された終末期に希望する診療内容等について、医療関係者で共有すると共に、・・・・・診療報酬のあり方について検討すべきである。」・・・高齢の重病患者には不必要な治療はしない事として、診療報酬を低くするもの。要するに、どうせ死にゆくのだから無駄だと言っているようで・・・・・・・・。
人の命の尊厳をどう思っているのか!腹立たしい限りです。
地域医療の問題では、厚生労働省の医療課長が、これまでの「足りているが偏在」の見解を改め、やっと「日本は医師が絶対的に不足している」と公式発言をしたようです。地域医療でも、国民の声が政治を動かしています。
後期高齢者医療制度も、必ず中止・撤回へ!頑張りましょう!
今日は、漁業調整委員選挙に決意されている田中さんと京都府水産事務所と京都府漁連を訪問しました。京都府海域沖で他府県からの巻き網船が漁をすることで、定置網や沿岸漁業に影響が出ている事で、お話を伺いました。
平成14年に伊根町の巻き網船がなくなってから、他府県の船が京都海域に入ってくることが増え、危機感を感じているそうですが、巻き網協議会との話し合いで、操業自粛の決議などもあげられているとの事。お互いの立場を理解しながら、話し合いを続ける努力と共に、国のイニシアチブで調整が必要ではないかと感じました。巻き網船から100トンのぶりが水揚げされたと聞いて、漁港を見てきました。16キロ級のぶりが山積みにされていました。
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