循環型経済でふるさとを元気に
~日進製作所との懇談で実感~
1月26日、日本共産党京丹後市会議員団とともに、京丹後市峰山町に本社を置く「日進製作所」と懇談をしました。専務取締役 山岡経助氏が、丁寧に会社の現状や世界経済の流れなどを説明してくださいました。
「日進製作所」は、昭和21年ミシン部品の専門メーカーとして創業し、各種精密機械部品の製造、工作機械の生産・販売などで数多くの製品を供給して来られました。地域の雇用をしっかりと支え、地域を元気にするために地元産業としての機械金属を定着させる先頭に立ってこられた企業です。現在は、中国やタイなどに工場を進出しおられます。
3年前、リーマンショックの影響で市内の機械金属関連企業の仕事が激減、下請け企業を多く抱えておられる日進製作所で、何とか雇用を維持し、下請けの仕事を守ってほしいと要請に伺って以来の訪問です。
「世界経済のグローバル化の中で、苦労しながら国内工場の雇用は維持しながら、大変厳しい中で、頑張っている。創業以来の社訓『社員の幸せ』『地域社会に貢献』を全うしていきたい。」と、話され、「日本共産党が中小企業支援に力を入れていることは共感する。どうすれば中小企業が潤っていけるのか、支援のあり方も検討して頂きたい。」と問題提起が寄せられました。
企業の海外進出がどんどん進んでいけば国内の産業空洞化、雇用の喪失はどんどん進んでいきます。企業の側から言えば、海外に進出せざるを得ない事態に追い込まれているのも事実です。けれど、そんなことがいつまでも続く訳はありません。国内での消費を拡大し、産業を育てる事こそ日本経済を元気にする道ではないでしょうか。野田政権がすすめる『消費税増税と社会保障の一体改革』「TPP参加』はさらに日本の経済をどん底に落とすものです。・・・・・・・・・・あらためて実感した懇談でした。
27日宮津市・与謝野町、28日舞鶴市、29日京丹後市で訪問活動。国会も始まり、みなさんの関心と怒りが爆発!
「消費税10%でもひどい!と思っていたら、17%、30%の言葉が飛び交いだした。何を考えてるのか!国民をバカにするのもいい加減に!」
「これまでは消費税増税分を客からもらわなかったが、10%になったら出来なくなる。かといって価格を上げたら売れない。借金がなかったら商売を辞めたいぐらい。」
「2年半前、すこしは期待して民主党に入れた。裏切らぎったのに野田さんは『公約批判はしてない』とうそをつく!こんな政党に入れたことが恥ずかしい。」
「今度は共産党に期待している。議席を増やしてバンバン!やってくれ!」
赤旗新聞をはじめて購読する方をはじめ、多くのみなさんに『頑張れよ!』の激励をいただいた3日間でした。
28日夜は、京建労福知山支部の新春のつどいに参加しました。消費税増税阻止の話題はもちろん、原発からの撤退がみなさんの関心に!福井原発再稼働阻止が私達のふるさとを守る重要課題です。
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