TPP参加反対へ共同を広げて!
2月26日から28日まで、北部各地でTPP問題をテーマに学習会や決起集会が開催されました。4会場とも農民運動全国連絡会の笹渡義夫事務局長が講師をされ、230名の農漁業関係者や医療関係者、住民のみなさんが参加されました。私は、綾部市で開催された決起集会(実行委員会主催)であいさつし、与謝野町で開催された学習懇談会(党与謝地区委員会主催)で決意表明をしました。
笹渡さんは、「食料自給率が13%に落ち込み、農林漁業が成り立たなくなるだけではなく、医療にも、国や地方自治体の公共事業にまでアメリカの企業が入り込むことが出来る、そうなれば住宅改修助成制度などで地元の企業を優先させるような制度は、協定違反になり国が罰せられることになる。TPP参加で国からの地方自治体への押しつけが強まる事=地方の崩壊につながる。」と報告され、日本の国のあり方そのものが問われることになると強調されました。
又、JA全中が妥協なきたたかいを表明し、農政連がTPP参加に手を貸す国会議員は推薦しないとしていることを紹介。「京都では、日本共産党以外の国会議員がTPP参加を表明している。TPP反対の願いを託すことが出来るのは日本共産党しかない!吉田さゆみさんに頑張ってほしい」と激励の言葉を寄せて頂きました。
京都では北海道などのように、TPP反対の一点での共闘が進んでいませんが、漁業関係者、農業委員会、医師会などそれぞれの反対の意志は明らかです。北部から「一点共闘」の闘いをつくり出すために全力をあげたいと思います。
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