29日は、福知山市の2ヶ所で、「党を語る懇談会」で、お話をさせて頂きました。
石原地域では、参加者の多くが「後期高齢者医療制度」の対象の75歳以上の方です。「こんなひどい制度は、中止・撤回をさせましょう!」と、ごあいさつ。三和町細見地域では、50分、日本共産党の改革提案をお話しました。日本はあらゆる面で、世界の国々と比べても異常さが際だっているのではないかと、大いに議論になりました。
今日は、トラック運転手の方々が、「共産党の話を聞こうじゃないか」と集まってくださいました。話を聞いて頂いたと言うよりは、 トラック業界の実態や石油高騰での影響、トラック労働者の生活確保と安全輸送の確立のための課題をしっかり教えて頂きました。
「石油高騰の影響は深刻で、自分の会社ではこれまで1ヶ月の軽油代が、450万円だったのが、600万円に。このまま続けば、死活問題。トラック業界では、1リットル1円上がれば、160億円の負担増に。航空業界や海運業界は、チャージ制を実施し、燃料の価格高騰分は、料金収受している。トラック業界にも、高騰した燃費削減は必要であり、実施してほしい。」
「規制緩和で、運送費が安く押さえられ、荷主の言いなりの値段。安全性に配慮しない粗悪な業者も増加している。安全面や労働者の権利などをきちんとするように指導すべきだし、台数の規制も必要ではないか」
「荷物を運び終えて朝事務所に帰り、そのまま職場で仮眠を取り、又夜に出かける。これを週3回すると家に帰れるのは、日曜だけと言う職場もある。自分たちの職場は労組もあり、2人体制、3人体制で守られているのでいいが、事故が起きても不思議でない。」
「トラックの物流がストップすれば、生産も含めてストップする。日本の経済に重要な役割を果たしている業界だという認識を持ってほしいし、それだけに安全性や労働者の権利をきちんとすべきだと思う」
そして、「共産党が大きくならんと政治は変わらないと思うが、実態の即して、誰にでもわかりやすく政策をつたえてほしい」「道路特定財源の一般財源化は、納得できない」などの率直なご意見もいただきました。
規制緩和が輸送の安全と労働者の働き方を破壊している深刻さが実感できる懇談でした。3時間近く、熱心に話してくださった運転手のみなさんに感謝です。
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