4日と5日、京丹後市で農業委員の谷口さんと、福知山市で市会議員・農業委員の足立さんと、23日の「農業懇談会」の案内で農家を訪問。
「このままいけば日本の農業は破滅する。中国の餃子事件を見ても、輸入依存を正すときがきている。今からでも、自給率向上に真剣に取り組むべき。」と、怒りや要望がたくさん出されて、どこでも1時間近く話し込みました。
農業委員のYさんは、「自民党政治は、やる気のある農家をつぶすことばかりやってきた。集落営農も、多額の借金を負って機械を買い、採算がとれずにつぶれていくところが出てくるのではと心配になる。減反をしたら補助金を出すのは、農家の意欲を奪うこと。3割減反と主張する国会議員は歳費を3割減らせ!と言いたい。」 『米価の下落は豊作が原因で、さらなる減反を推進する。10アールあたり5万円の補助を出す』と書かれて通知書を見せてくださって、「減反するより輸入をやめろ!余れば食糧不足の国に支援せよ!」と怒り爆発!
食の安全と自給率の向上、地球環境を守る、農林漁業を守る・・・すべてがつながっています。国のあり方を根本から見直すときがきているのではないでしょうか。消費者と生産者と手をつなぎ、地産地消のとりくみ、安全安心の食をつくるとりくみも 求められています。
ある農業委員さんは、トラックに野菜を積んで『行商』しておられるそうです。ある農家組合長さんは、3反の畑に野菜を作って、消費者に収穫してもらって安く販売する事を構想中だそうです。23日の懇談会には、そんな経験交流もできたらと思っています。
ある農家の方は、食糧自給率や、農政への考えを玄関先の黒板に書き、訪ねてこられる方にアピールしておられました。訪問された方と対話が弾むし、最新の情報を頭に入れることができるので、日々内容を更新しているそうです。
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