成宮まり子さんが、「京都民報」に月1回掲載しているアートdeアートの取材で、京丹後市網野町の田勇機業を訪問しました。成宮さんから、「丹後で取材できるいいところはない?」と訪ねられ、即提案したのが田勇機業。
先代の社長さんの時から、何度かお訪ねし、丹後ちりめんのすばらしさを今の時代に伝えていくために、様々な努力をし、世界進出も考えられている事を聞かせていただいていました。オリジナルグッズは、洗顔パフ、ボデイタオルから鞄、帽子、小物、背広などなど・・・・すべてが丹後ちりめんでつくられ、工夫がされたものばかりです。ずいぶん前に購入した帽子もカバンも、使いごごちがよく、長く愛用しています。
40才の社長の田茂井 勇人さんが、丹後ちりめんの良さを世界に広げることで、日本の中で見直され、丹後に活気を呼び起こしたい!と熱心に語ってくださいました。
2002年にイタリアのビッグブランドに生地が利用された事をきっかけに、2006年にはイタリアのビジネス交流ミッションに出展。ベルギーやパリで丹後ちりめんの技術を紹介し、販路拡大に努力。イタリア、フランスでも高く評価されたそうです。(詳しくは4月27日号の成宮まり子アートdeアートを見てください。)
丹後に伝わる羽衣天女などの七姫伝説にちなんで作られた「姫丹後グッズ」は、丹後地方の3つの機業が共同で、原宿友禅とのコラボレーションで生まれた作品です。成宮さんは小物入れを、私は携帯ケースを買いました。虹色を表現したすてきなものです。写真は、斬新なデザインのバックです。
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