10日は9時30分から定例の常任委員会、12時30分二条発の電車で福知山へ戻って 『中田衛一さんの過労死賠償請求の裁判』へ。いつもの通り裁判所へ、プラスターを掲げながらの行進。そして裁判へ。
今回の裁判は、何故中田さんが過労死しなければならなかったのか、争点になるべき問題に踏み込んだ内容が原告から説明があり、これまでと違って傍聴者にもよくわかるものでした。
長時間労働+夜間交代勤務に加えて、作業内容・環境での負担過重があり、疲労蓄積、精神的疲労が積み重なっていた事が説明されました。
「中田さんの作業ラインは受注生産で、期日が限られ納品しなければならない行程のため、ノルマが厳しく、最終の検品作業も任せられ、クレームの窓口になっていた。作業量は一日200セット、窓枠400をつくっていた。労働時間で計算すると1本を2分弱で作成していたことになる。」と説明されていましたが、あらためて彼の仕事が過酷であったと痛感します。
お父さんが裁判後の集会で、「この裁判の勝利が、安心して働ける社会になってほしいと願って頑張ります。」と挨拶された言葉が心に残りました。
勝利をめざして、裁判所への署名を広げなければ!
次回の裁判は11月12日 午後3時~です。
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