野村生八・畠山伸枝与謝野町町会議員と、日本冶金グループの「YAKIN大江山」を訪問し、社長の山崎重信氏から現状を聞かせていただきました。
12月はじめの、与謝野町議員団の訪問に続いて2度目にも関わらず、快く懇談をしていただきました。急激な景気悪化で、12月19日から1ヶ月間の生産休止をし、今月15日から再開されたばかりでした。
「平成9年に6ヶ月ほど減産した時期はあったが、それ以後フル生産を続けてきた。今回は50%減。年間1万トンのニッケルを生産してきたが、予想がつかない。しかし、世界が50%の生産量に落ち込んでいるわけではないので、いつまでも今の状況が続くとは思っていない。」
「生産停止中、従業員は日常にできない作業をしていた。3交代勤務→全員昼勤務になったことで、夜勤手当、残業代などは減っているが、出勤しているのだから、給料を払った。雇用調整助成金などは使っていない。」と、 厳しい現状はあるが、従業員100名はすべて正規の職員だから守らねばならないし、今の状況がいつまでも続かないだろうし、明るい展望を持ちながら頑張りたいと話された社長さん!
製造業としては宮津市でトップの企業であり、65年間も同じモノを作り続けてきた自信と誇りを持ち、地域に根ざしている企業のすばらしさを実感した懇談でした。
お忙しい中、ありがとうございました。
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