綾部市で開催された京都府農村労組第43回定期大会で連帯のあいさつ。
農村労組は、昨年26名の組合員が増えました。京都府北部や福井県綾南地域、兵庫県丹波市を対象に新聞折り込みで宣伝し、健診や相談会などの努力の結果。
農山林労働者は、零細な林業経営と不安定な賃金・労働条件の中で働いてきました。高齢化が進み、何の保障もない中で「振動病」などで苦しんでいる方もおられます。農村労組は、そんな方々を守る組合です。
日本の森林面積は、約2500万ヘクタール。日本の国土面積の67%にあたります。OECD加盟国の中で、国内総生産1万ドル以上の21ヶ国中、森林の割合が60%を超えるのは、日本の他にスウエーデンとフインランドだけだそうです。
工業先進国にありながら、日本の森林資源は世界に誇れる素晴らしいもの・・と、インターネットで調べたら書いてあったのですが、誇れる森林資源が放置され、荒らされているのが現実。
林業でも輸入依存をあらためて、政策の転換が必要です。
午後は、府職労丹後支部定期大会でもあいさつ。この間訪問した中小零細企業の経営者の声を報告しました。
大宮町で口大野支部・すき支部のみなさんと、行動。
「日本がもつ物づくりの力は、文化でもある。日本が営々と築いてきたあり方をすべて破壊し、アメリカ流で進められてきたことを見直す時期が来ている。こく田恵二さんの言われることが、自分の気持ちにピッタリ!」と、語ってくださったSさん。
西陣から丹後に来て、デザインから織り、製品化、販売までご自分で取り組んでおられます。花嫁さんが着る着物の帯を見せて頂きました。
「システン是法」という織り方だそうですが、素晴らしい紋様でした。
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