昨日は、先月亡くなった夫の母の49日でした。3年半前に肝臓ガンが見つかり、2年半前から認知症だった義母は、余命1ヶ月と宣告されてから1年以上も生き、病院に入院したのは最後の17日間のみ。2月半ば最後の入院と思ったのに、奇跡的に元気を取りもどし、1ヶ月間は、デイサービスやショートステイでお世話になった施設のみなさんの支えで、最後まで「普通の暮らし」をすることができました。
病院のベッドで介添えでしか食事をしなかった義母が、施設で仲間のみなさんとテーブルを囲み、箸を持って食事をしている姿を見たとき、「感動」でした。
認知症であっても、障害があっても、末期のガン患者であっても、まわりの支えがあれば人間らしく充実した日々を送ることができる事を痛感しました。義母を支え、家族を支えてくださった施設のみなさんがいたからこそ、家族は義母に最後まで優しく接することができたと思います。心から感謝をしています。
「家族だけで支えるのは無理。そのために私達がいるんですから・・・」その言葉にどれだけ助けられたでしょうか。
「タレントの清水由貴子さんが介護疲れで自殺。シングルや老老介護は深刻」と報道されていましたが、本当にその通りです。幸い、私達家族は、たくさんのみなさんに助けられ、施設の費用も両親の年金をつぎ込んで払うことができましたが、制度があっても利用できない深刻な事態が広がっています。
「介護保険料を払っても、お金がないから利用できない」の悲鳴、「お金がないために入所もサービスの利用もできない高齢者世帯が増えている。命の問題。国が支援すべき」との施設の方の声・・・・・・「介護難民」を生み出す政治は絶対変えなければ!
憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」の言葉を胸に刻んで!
福知山市長尾の芝桜。地域のみなさんが村おこしにと国道沿いの土手や畑に植えられ、観光客が訪れるまでになりました。福知山に向かう途中、いつも癒されています。確か・・花言葉は「激しい恋心」だったと思うのですが・・・かわいく、可憐な花からは「激しさ」ではなく、「癒し」がふさわしいと思うのですが・・・・恋をすると優しく慣れるからかも・・・・・?
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