4月11日は、京都府知事選挙と与謝野町町長・町会議員選挙の審判の日です。
与謝野町の予定候補の伊藤さん、野村さん、和田さんと、住民のみなさんとの対話が続きます。ご多分にもれず、与謝野町も高齢化がすすみ、昼間に出会えるのは高齢者の方が多いのです。「福祉のまちづくり」をすすめてきた与謝野町では、2年前、住民のみなさんが署名をあつめ、実現させたのが「ひまわり」号です。
「あのバスができたおかげで、買い物に自由に行けるようになった。」「家族に気兼ねせずに、病院がよいができる。」「これまで重い荷物を持って歩カナければならなかったけど、家の前で停まってくれるので助かる。」・・・・・・・・・・などなど、本当に喜ばれています。
素敵!だと思ったのは、お茶のみ仲間のみなさんが「ひまわり」を利用しての”お楽しみ”会をしていることです。
11時台のバスに乗って、ウイル(ショッピングセンター)まで出かけ、昼食を食べて、1週間分の買い物をして、午後2時台のバスで帰って来るそうです。「今まで、一人で家に籠もっていたけれど、1週間に一度のささやかな楽しみができて、元気になったんです。」と、うれしそうに話される顔は、輝いていました。
2年前にバスが通った時、「おにぎりを持って加悦中をバスでまわってきたんや。嫁に来て50数年、はじめて見る景色に感激した。運転手さんが、料金は200円で良いと言われたが、たくさん乗ったから400円払ってきたわ・・・」と、話されていた事も思い出しました。
高齢者の交通手段だけでなく、生き甲斐をつくり出す町営バス!しかし、運営は厳しく、採算性を上げるために、3月13日からダイヤ改正が行われました。通勤・通学の時間帯にKTR野田川駅を往復する便が新設されました。その結果・・・・・・”お楽しみ会”に利用していた午前11時台のバスが無くなってしまったのです。
おばあさん達は・・・・「何とかならないか!」・・・・と。都会にすんでいれば、公共交通機関があり、自由に動けるのですから、この問題でも格差があってはならないと思います。
町の努力だけでは厳しく、国や府の支援策も必要です。
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