10月25日、田中くにお・平林ちえみ京丹後市会議員と、京丹後市消防本部を訪ね「救命救急の実態やドクターヘリの問題」で、お話を聞きに行ってきました。
平成22年度1月~6月で出動件数が昨年を大きく上回る状況で、この10年間で最高の平成17年度を上回る勢いだそうです。この状況をどう見るかは検証が必要ですが、高齢化・独居の世帯増も影響しているのではないでしょうか。ドクターヘリとの関係で、昨年度と比べて豊岡病院への搬送が5%近く増えているのも特徴。京丹後市のドクターヘリの出動要請は、4月から9月までで38件、京都府全体で95件ですから3分の1を占めています。救命にどのような良く割を果たせているのかは、消防だけでなく医療関係者も含めて、検証が必要との事でした。
話の中で出てきたことに驚いたことは、京丹後市にも与謝の海病院にもヘリポートが無い!と言う事。これまで民間のヘリポートを借りていたのが、4月から廃止になったとの事。
砂地に着陸したときは、消防車が水をまかなければならず、火災発生と重なった時は対処できないそうです。ドクターヘリは、道路や駐車場・田んぼなどに工夫をして着陸しているそうですが、ヘリポートが無ければ災害の時は、どうするのでしょうか・・・。一日も早くヘリポートを設置させる無ければなりません。
京都北部に救命救急センターを!の運動を大きく広げなければ!と、痛感します。
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