救命救急の最前線で頑張っておられる消防組合・消防署に、現状と課題を学びに宮津と与謝野町の議員団と消防組合を訪問しました。
昨年度の出動件数は2079件で、一昨年から181件の増。搬送された方で65才以上が72%。高齢化が進み、一人暮らしの世帯も増加する中での深刻な実態です。
搬送先の99%が与謝の海病院で、都会のように受け入れ先が決まらないと言う状況はなく、安心できる体制が出来ているとの事でした。
しかし、重篤な脳外科の患者40人は、舞鶴医療センターや豊岡病院へ転送されました。それだけに与謝の海病院の救急体制や医師確保、拡充が求められていると感じました。
お忙しい中、司令室も視察させて頂きました。火災や救急の電話が入れば直ちに、画像に現場が映し出され、出動指令が出されるシステムで、1分でも早く救助に行けるように努力されている事が、よくわかりました。24時間体制で、2時間おきに交替で司令室に入られるのですが、救急要請が重なったときなどは大変。職員にかなり無理をしてもらっているそうです。住民の安全と救命の最前線に立つみなさんが安心して働けるように、増員を国にも京都府にも市や町にも求めていきたい!と、痛感しました。
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