22日、与謝野町岩滝で開催された、「TPP問題交流会」でお話をしてきました。雪が残る天候の中、農業委員や農家、農業関連の団体、消費者、労働組合の方々40名が参加されました。
「鳥獣害被害で、農家の意欲が奪われている。周りを見渡せば荒れた農地が目立つ。高齢者が必死に頑張っているが限界に近づいている。これ以上の農業いじめはやめてほしい」
「農地を守るために、耕作が困難な農家の方々に変わって地域で営農組合を立ち上げ、頑張ってきた。国の「里づくり計画」に沿って計画を模索しているときに、自給率13%に落ち込ませるTPPを持ち出して、どうするきなのか」
「農業は国民の食料を守るだけでなく、国土・環境を守り、災害被害を防ぐ役割がある。田舎で農家が頑張っている事が、都会の環境も守っていることをもっと訴えていきたい」
「輸入農産物で大もうけをしているのは商社。大企業派内部留保を持っているのに、正社員の雇用はしない、その上農業を犠牲にしようとしている。絶対阻止しよう!」
「TPP賛成の立場一辺倒のマスコミも、世論を受けていろんな意見を報道するようになっている。NHKの放送では、メール投票の9割が”反対”だった。声を上げれば阻止できる。」
など、活発な意見交流がされました。まさしく「国のあり方」が問われるTPP!阻止に向けて大きな運動に広げたいと思います。
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