豊岡市で開催された「救える命を救うために~ドクターヘリ・ドクターカーの有効活用~北近畿救急フオーラム」に参加してきました。
ドクターヘリの出動件数は、1月29日現在710件(現場623件、病院間移送87件)で、そのうちの22・8%が京都府への出動です。
センター長の小林医師は、「この地域での事前調査では、年間1000件飛行のニーズがあった。同時要請の場合、応えられない事もあり、710件の出動は全国一と言われるが、多いとは思っていない。ドイツでは年間1000件があたりまえ、今は、地域でもドクターヘリがめずらしく取り上げられているが、理想はドクターヘリがあたりまえの救命医療をめざしたい。ドクターヘリやドクターカーは、究極の往診だと思っている。1分でも早く、医療介入が出来れば”命”を救うことが出来る。実績を検討したが、これまで救えなかた”命”が確実に救えるようになっている。」と話され、医師不足などで、命が脅かされてきたこの地域で、安心できる医療を実現したい!と、決意を語られました。
公開討論で発言された消防長も、「1年前までは考えられなかった救命救急体制が実現している。救急隊も早期に医師に託すことが出来るので、本当に安心だ。」と、但馬地域での安心・安全のまちづくりが大きく前進していると言われていました。
この医療体制が維持できるのも、市民の医療への関心の高まり、ボランテイアでの地域づくり、行政の努力が合わさって、安心できる医療体制が実現できると言うことも議論になっていました。
参加して京都府北部の医療体制の遅れを、あらためて痛感しました。但馬救命救急センターやドクターヘリと連携した、3次救命救急センターを北部に!必ず実現したいと思います。
24時間安心の丹後医療圏へ
「救命救急センターと丹後の医療を考える懇談会」を開催します。ぜひ、ご参加ください。
とき ※ 2月19日(土) 午後1時30分~
ところ※ 岩滝 知遊館 あじさいホール
門祐輔 第2中央病院院長がお話しします。
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