救援ボランテイアで南相馬市に行ってきました!
4月2日から4日まで、宮津・与謝地域後援会のみなさんと福島県南相馬市へ救援ボランテイアに参加してきました。
宮津・与謝地域後援会のみなさんが多くの人々に呼びかけて集まった コメ200㌔、キャベツ100個、さつまいも20㌔、白菜、ほうれん草100束(舞鶴後援会の協力)、ニラ、味噌50ケース、漬け物、鮎の甘露煮、するめ・鰺ハタハタの干物などを届けながら被災者のみなさんと対話をするボランテイアです。
参加者は17歳の高校生から71歳の前市会議員の馬谷さんまで10名。
紹介された角川原仮設住宅は76世帯230名の方が暮らしています。南相馬市で一番に建設された仮設住宅で、高齢者や障がい者、小さな子どもがいる人を優先して入居されたところです。
自治会長の日下石さんが、「 同じ地域の被災者が一緒に入居出来たこと、集会所を作ってもらって毎日サロンを開いて交流を出来るように努力していることで、住民がみんなで支え合って暮らしている。他の仮設住宅に比べたら恵まれている。当初はなかった玄関前の風よけスペース、雨樋の設置、窓のひさしなどもみんなで要望し実現した。」など、丁寧にお話をしてくださいました。突然訪問したにもかかわらず大歓迎して頂いて感謝です。
「新鮮な野菜やお魚で元気になってもらいたいと思って、天の橋立の地域からやってきました!」と声をかけると笑顔で迎えてくれ、次々とお話をされます。ほとんどの世帯が、6畳・4畳半に子世帯と住まわれ、訪問した時間は留守番の高齢者の方ばかりでしたが、みなさんの元気に、こちらが励まされました。
津波ですべてを流された方、原発から20㌔圏内で新築の家に戻ることも出来ない方、家族を失った方・・・・いろんな思いを抱えながら、前を向いて生きようとする思いが伝わって来ました。
「私達の地域も福井の原発から10㌔、20㌔になるんですよ。だから再稼働絶対に許さない!」と訴える
と「私達は30年、ふるさとに帰ることが出来なくなった。こんな思いは今回で終わり!福島を教訓に原発停止!に頑張って!」「原子力保安院は大嘘つき!こそ泥棒は物を盗むだけだが、大泥棒はいのちまで奪っていく。資本主義は大間違いを起こしている」など、原発ゼロに心が一つになりました。
いろんな方とのお話は、後日 報告したいと思います。
ボランテイアセンター前で、支援物資の一部です。
1時間かけて1軒ごとに袋づめ。写真撮影は高校生のS君が担当。蒲入からの魚の干物も一杯!
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