2001年6月16日、22才の青年がトステム綾部の過酷な労働をしいられ、過労死しました。10年間、労災認定を求め、会社への賠償責任を求めた闘いは、大阪高裁の不当の判決で終わることになりました。
裁判には敗訴したけれど、過労死は明らかです。この間、「トステムで働いたら、殺される・・・」何人もの、元労働者が声を寄せ、裁判闘争へ支援をしてくれました。
22日には、報告集作成のため、運動に関わった仲間が座談会を開催、私も参加してきました。
京都市内で結成された「中田ネット」は、労働組合や運動に無縁な青年達が、22才の青年がなぜ、過労死しなければならなかったのか、自分たちの問題としてとらえ、考え、運動してきました。
「人生の節目はこの闘いと共にあった。人間らしく働ける社会を自分たちの手でつくるために、活動を続ける・・・中田ネットはあらたな形で運動を続けます!」と、発言した青年達!
「過労死のない社会をつくるために、運動を続けたい!と決意されたご両親!
たくさんの財産を作り、これからにつなげる闘いでした。報告集は年内に完成します。
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