1月14日に夫の父が亡くなりました。91才でした。昨年2月に脳梗塞で倒れるまでは、畑仕事も身の回りの事も自分でやり、「無用な助けは入らない!」と、”自立”した高齢者でした。
父の遺品を整理していたら、「引き上げ証明書」(舞鶴引き上げ援護局発行)と「事実証明書」が出てきました。昭和17年1月 20才で入隊し、終戦から3年後の23年6月に26才で引き上げて来た事が記載されていました。
シベリヤで捕虜になり、過酷な経験をしたことは生前話していましたが、「事実証明書」には、昭和21年に胸膜炎を発病し、その原因として”入隊当時身体虚弱だったのに、連日2回、3回に及ぶ材木の貨車積みのため発病した”と記載されていました。
政治的には対立することもありましたが、「戦争だけは繰り返してはならない」と言っていました。
憲法改正や国防軍の創設、自衛隊の海外派兵など、再び戦争への道を繰り返そうとする動きを絶対に止めなければなりません!
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