4月12日の漁業者懇談会の案内で、伊根町漁業協同組合や漁師さんを訪問しました。漁協では突然の訪問に組合長さんが快く対応してくださいました。
昨日と今日、定置網に鯨がかかったとの事。子供の頃には食卓に普通に並び、私は鯨のベーコンが大好物でした。今は珍しくなっていますが、 伊根では昔、鯨が湾内に入りたくさん捕獲されていたそうです。
元伊根漁協の組合長の倉野さんから、伊根の漁業の歴史を教えていただきました。歴史資料館や知人を通じて集められた貴重な資料を見せていただきました。
昭和22年作成の冊子「伊根浦鰤網漁業の沿革」には、徳川時代からの鰤の漁業権確立や大敷網時代と権利確保のたたかい等が書かれています。また、当時の地元新聞「丹洲時報」大正2年4月20日付けの新聞には、伊根や舞鶴の漁業の特集記事がありました。
漁業や農業を国の基幹産業として発展させていくことの重要性をあらためて痛感します。漁業懇談会でいろんな話を聞ける事を楽しみにしています。
「丹洲時報」大正2年4月20日付け
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