26日、北丹医師会長 笹野 満さんをお訪ねして後期高齢者医療制度や京丹後の医療について、お話を伺いました。成宮まり子国政委員長、松田せいけい市会議員、平林ちえみ市会議員が参加しました。
「京丹後の開業医は、現在10人。学校医や予防注射、検診、介護保険審査会など年に65回も出なければならず、ぎりぎりのところまで来ている。高齢化が進むこの地方で、開業医の役割が大きい。開業医を増やすことが課題。」「地方も都会も一律のガイドラインでは、地方の病院生き残れない。地方への支援をしてほしい」「後期高齢者医療制度は説明不足がある。しかし、財源については今後議論が必要」など、1時間以上懇談しました。笹野先生は、長い間峰山にある丹後中央病院の院長をされてきた方ですが、じっくりとお話をさせて頂いたのは初めてでした。
岡山から丹後に来て30年以上、丹後地域の医療を守るために奮闘されてきた事を伺って、頭が下がる思いです。
28日には、4月から弥栄病院院長に着任された安原正博先生をお訪ねしました。
弥栄病院の理念、「質の高い患者本位の医療を提供します。」「安らぎの感じられる医療をめざします。」「保健と福祉に貢献します。」を実現するために、①安心できるお産と小児医療を提供する②信頼される救急医療を提供する③人工透析医療を提供するの3点に重点を置く事、安全なまちづくりをめざして、医療・福祉・行政の連携システムを構築する事など、病院が地域の安心の拠点の役割を果たしたいと言う病院長の熱意に感激です。
後期高齢者医療制度橋法案の参議院での審議が始まります。安心して長生きができる日本に!廃止!必ず実現しましょう!
コメント